ウィーンの学友協会ホールの隣、本家本元のベーゼンドルファーのサロンにて練習させて頂きました。
歴代のベーゼンドルファーアーティストの写真がずらり。中には留学時代の同門の子の写真もありました。ウィーンの3羽烏と呼ばれた方々のお写真も。
こんな可愛らしいモデルも。
ピアノは88鍵とは限らないのです。ベーゼンドルファーのフルコンサートグランドピアノ”インペリアル”は鍵盤がプラス9鍵!
スタジオにはvc280(ヴィエナモデル)とインペリアルがありました。↓
10月にインペリアルでリサイタルさせて頂くのでインペリアルで練習させてもらいました。
vcはとっても弾きやすく88鍵。きっと今迄の“ベーゼンって難しい“って言う概念が無くなるような楽器です。音の返りが速いからショパンやらフランスものやら細やかでブリランテで軽やかな曲も弾きやすいし低音のバランスも良い。
しかし、わたしはインペリアルの中々言うこと聞かないジャジャ馬馴らし(鳴らし)てる感じがたまらなく好きです。これは聴き手ではなく、“弾き手“にしか分かりにくい感情かもしれませんが、ジャジャ馬鳴らし、すごくたのしいです。
その昔、わたしここで弾いたことあったな!と突然に思い出しました。十数年前の記憶、蘇ります。