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「ウィンナートーンを求めて」

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

ウクライナでの戦争のニュースには、こんなことが現代でも起こるのかと驚き、そして胸を痛めています。私にも何かできることはないだろうかと考え、友人たちや家族と話し合う最近ですが、日本の多くの方々が、このニュースを「遠い国で起きている自分とは関係のないこと」などとは思わずに関心を持ち、正しい情報を自分自身で獲得した上で自分の考えを仲間たちと話し合えると良いなと思っています。

 

世界の平和を心から願います。

さて、近頃の私はと言いますと、3ヶ月弱のオフ期間(無コンサート期間と言っても練習や勉強の期間なのですが)を終えて始動をし始めていますが、ありがたいことにこちらの「音楽の世界 2022年春号」に寄稿の機会を頂戴しました。

 

「ウィンナートーンを求めて」というテーマで、留学に至るまでと、帰国後の様々な出会いから気づいたことを少し書かせて頂いています。

 

全国の書店でお求めいただけますので、お読みいただけましたら嬉しいです。

今年はモーツァルトに重点を置こうと浚っています。

 

一昨年くらいからベートーヴェンばかり弾いていましたが、同じウィーン古典派の作曲家でも、弾き方も譜面の見方もかなり違うので、頭の切り替えが必要です。

 

お弟子さん達に弾かせていても、自分で弾いていても、頭での理解だけではどうにもならない雰囲気やセンスが必要で、本当に難しいなと思います。その難しさもまた、モーツァルトの魅力なのでしょうね。

写真はウィーンでお土産に買ったアヒル・モーツァルト。練習室に置いてあります。かわいいでしょ?