「いよいよ帰国」

いよいよ帰国です。アパートの最上階から重いスーツケースを階段で運び、入り口でヘロヘロになってタクシーを待つ図。

ウィーンのシュベヒャート空港は、私が留学中の10年位前は小さな小さな空港で、ターミナルも一つくらいしかなく、免税店なんかも1つくらいしか無くお店やさんも少なくて、空港で迷いようの無いくらい小さな小さな空港でしたが、2年前にふたたび訪れた時にはリニューアルして少し大きくなっていました。今回、ふたたび訪れると、空港はさらにリニューアル!ここどこの空港?!というくらい、”国際空港”になっていて、ビックリしてしまいました。

街中の様子も随分変わり、高層ビルが立ち並ぶ大都市になっていてビックリ。観光客も物凄く多くなによりビックリしたのは、お店屋さんなどでは外国人の私に対してみんながドイツ語じゃなくて英語で話してくるという事と、街中や乗り物に冷房が設置されていたこと!急速な都市開発で、一気に国際的な大都市の雰囲気になっていました。わたしは素朴なウィーンの姿が好きだけれど。

ちょっと郊外の一面、ブドウ畑↓

これは街中の様子。馬車が居ます。

スタバの前を馬車が走っています。笑

ウィーンは旧と新、2つを兼ね揃えた街ですね。

今回はとても良い旅、よい勉強の期間でした。10年位前に、若い私が、様々なことを考え、感じて悩んで、出会った色々なことを、改めて思い出し、私は日本に帰ったけれど、あの時よりも今の方がずっと世界や視野が広がっているように感じました。

2008年のウィーン国立音大の学生証(22-23歳)↓

2年弱という、普通よりは少し短い留学の期間で、若く未熟だった私はやり残したことや未練をたくさんウィーンに残して来たように一時は感じた事もありましたが、そうではなかった!勉強や精進は何処にいても一生続けるもので、あの時に自分にとって楽で居心地のよい方を選ぶ事だけが良い路では無かったんだ!と再認識しました。あれからのたくさんの人との出会いに感謝です。

おみやげが色々。

1番のおみやげはこれ!↓

ベーゼンドルファーの工場でいただいた、ベーゼンドルファーの部品たち。嬉しいな。御守りにしよう!