さやか便り・徒然なるままに

2020年5月30日

 

長く続いた緊急事態宣言が明け、気がつけば五月も明日でおしまいです。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

私は昨日より、母と一緒に浅間の別宅に来ております。(ドアtoドアの車の移動でステイホームは心がけて。)

 

ウィーンもそうでしたが、ここ北軽井沢は1年のうちでも5月末から6月がとても美しい季節です。虫の声、鳥の声、そして木々がさわさわと風に揺れる音・・本当にたくさんの素晴らしい「音」がここにはいつもあります。

 

ここ北軽井沢とのご縁は母の学生時代からだそうで、青春時代の両親や、私も幼い頃には夏の休暇をこの地で家族で過ごしました。

 

 

小学生の時、「私が休暇中にも練習ができるように」と両親が電子ピアノを別荘用に買ってくれましたが、ピアニストを志す(?!)ようになり、音楽高校、大学に通うようになってからは「本物のピアノの無い場所には私は行かない!!」と、ピアノに関わるセミナーや演奏旅行以外の長期の旅行や外泊はほとんど行かなくなり、演奏会のお仕事をたくさん頂くようになった近年は、母や妹のみで、私は北軽井沢に滞在することはほとんどありませんでした。

 

ですが、昨年。ご縁あってアップライトのピアノを入手することができ、「ピアノがあればお山のおうち(私たち家族は別荘を”お山のおうち”と呼びます)に行ける!!」ということでそのピアノを昨年の6月に”お山のおうち”に運び入れました。

 

そして、さらにご縁あって、パリで長年修行をされた「ピアノ修復士」の女性が北軽井沢で工房を持っていらして、その方に”お山のおうち”のピアノを修理、調律していただくことが出来ました。大変、腕の良い方で、この夏には彼女が修復した「グロトリアン」という名器を北軽井沢のミュージックホールでお披露目するコンサートに出演させていただく予定でしたが・・残念ながら、今年は開催ができず、来年に延期となりました。

 

北軽井沢のミュージックホールは古いホールで、私の母校である桐朋学園が昔、夏のオーケストラ練習合宿に使っていて、ずっとずっと先輩でもある小澤征爾先生もそこにいらしていたとか。そんな素敵な場所で来年は演奏できることを、とっても楽しみにしています。

 

毎週というわけにはいきませんが、今後、オンラインレッスンと併用しながら北軽井沢でもピアノレッスンを開講したいなぁと考えています。お住いの方々、別荘族の方々、移住された方々、夏の間や休暇中だけのお稽古でも構いません。「森のピアノレッスン」なんだかとてもワクワクしますね。たくさんの方々とのご縁を楽しみにしております。

 

みなさま、ぜひお問い合わせくださいませ。

        

2020年5月13日
 
みなさまいかがお過ごしですか?
 
あっという間に緑が美しい季節となりましたね。写真は自宅のお庭の柿の木の様子です。
 
近年はありがたい事にとても忙しくさせて頂いており、お庭の木々やお花達が美しく咲いていることにも、季節の変わったのにも気づかないままに時が過ぎてゆく...と言うような毎日を送っていました。
 
このところの外出自粛で、久しぶりにお散歩をしたりお買い物をしたりお庭の木々に目をとめたりと、いつもよりは気持ちに余裕のある生活を送っています。たまにはこんな時間が必要ですね。
さて、本年は12月末の公演を除き、予定していた全てのコンサートが中止か延期となってしまいました。とても残念な事ではあるのですが、来年度のワクワクするようなお話しやお打ち合わせもたくさん頂いております。
 
来年は府中生涯学習センターのNHK講座シリーズの新講座の一環として、下記の日程で「富岡紀香公開レッスン」や「ワークショップ」を開催させて頂くことになりました。公開レッスンは今までほとんどが「受ける側」だったので、私にとってはとても新鮮で楽しみな企画です。
 
世界三大ピアノのひとつであるベーゼンドルファーを会場におかりしての講座となります。詳細はこれから練っていくようですが、レッスン受講生は今後、一般募集する予定です。また、講座の聴講はお申し込み頂いた方は、どなたでも可能です。
 
1回目:2021年5月22日(土)
2回目:2021年6月5日(土)
3回目:2021年6月19日(土)
@府中市生涯学習センター
 
そして、現在この様な状況にもかかわらず、たくさんの方からお教室のレッスンのお問い合わせを頂きありがとうございます。体験レッスンはオンラインでも対応可能です。
 
その他、演奏会の延期情報はホームページ1ページ目に記載致します。来年はたくさんのお客様に演奏を聴いて頂けることを楽しみにしています。

2020年5月2日

 

 

写真はオンラインレッスンの様子です。

 

2016年の私のブログより面白い記事を見つけたので下記に3つの記事を貼り付けます。「言語化」について書き留めたものです。

 

その1その2その3

 

これは指導において、相手にあった言葉や伝え方でどのように的確に伝えるかを考えていた時のもの。

当時と根本的な考え方は変わっていないけれど、この時から4年経って、だいぶいろいろなことが自分自身の中でも明確になってきたように思います。

 

それは、自分自身の演奏方法やもちろん言葉、そして経験が増えたことにより様々なボキャブラリーが増えたと言うのもあるし・・・

 

何しろ私のお弟子さん達が、私を困らせるくらいに(ポジティヴな意味で) 学ぶことに対して「貪欲(これもポジティヴな意味で)」なので、自分自身の引き出しを増やさなければ彼らの想いに応えられ無いぞ!と言う危機感が私を刺激してくれた(現在進行形で)ように思います。

 

そして、演奏家としても、教育者としても、もちろん人間としても、とても優れた2人の素晴らしい師匠に出会えたことも、私にとってはプラスになっているように思います。

 

良い指導者は、決して「こうだ!」と決めつけずに選択肢をたくさん与えるし、自分自身の様々な経験から相手にとってベストな方法や言葉で伝えることができます。

 

また、「この人にこう弾かせたい!」と思ったら、うまーく、ナチュラルにそちらの方向に誘導することもできるような気がします。 (私もそれを目指したい・・・)

 

すなわち、コミュニュケーション能力の高い人のことですね。(でもこれは、どの分野でも同じですね)

 

私が驚いたことが1つあります。

 

過去に師匠のレッスンに行った際に、先生のピアノの横にいつもおいてあるノートがあって、「これは何ですか?」と質問したら、

 

「これは、日常のレッスンにおいて”この子にはこう言う言い方をしたら伝わった””あの子にはああだった”また、自分の練習をしている時にも、”あの子にはこう伝えよう!”と、思いついたことや、気づいたことを書き留めているんだ」

 

と、おっしゃっていたことがありました。

 

また、もう一人の師匠は欧州に演奏旅行に行った際に、その報酬で子供のお弟子さんに楽器の説明をするためにチェンバロを買って帰ってきた、とおっしゃっていました。

 

いかにして、様々なことを伝えるか、伝えたいか、をお二人ともいつも考えているし、そのための自己投資を惜しまない、

知名度や、世界的に通用する実力を持ったピアニストであるお二人が、現在進行形で学び続けている姿を、私はとても美しいなと思っています。

 

だから私も真似することにしました!w

 

2020年5月1日

 

新型コロナウィルスの感染拡大が深刻化しておりますが、皆様のご無事とご健康を、そして少しでも早く元どおりの生活が戻ってくることを願うばかりです。

 

早くも5月となりました。

 

数週間前より外出自粛、緊急事態宣言が発令される中、国内外の多くの音楽家仲間、そして私自身も今年度の数々のコンサートが延期、中止になってしまいました。

 

楽しみにしてくださっていたお客様方には大変申し訳なく、残念な思いでおりますが、心機一転!!「今できることを頑張ろうじゃないか!」と言うことで、いろいろな演奏会が延期になって勉強と練習の期間に余裕ができた分...更に高いクオリティの演奏をお届けできるよう、精進いたします。(あぁ!!自らハードルを上げる宣言をしてしまった...汗)

 

日々のお弟子さん達のレッスンはと言うと...現代テクノロジーを生かして「オンラインレッスン」をしております。このような状況の中、レッスンが出来ないことを心配しておりましたが、お弟子さんや親御さんなど様々な方々のご協力により、ほぼ全員がお休みすることなく「オンラインレッスン」でレッスンを継続してくださっていることを、大変嬉しく感じている今日この頃です。

 

近年、演奏会やレッスン、海外渡航などの超ハードスケジュールで、季節の変化にも気づかぬほどで一年が過ぎ、物事をゆっくり丁寧に「思考する」と言う時間がなかなか取れていませんでしたが、最近の「おうち時間」を利用して、普段できなかったいろいろなこと(このホームページもすっかりほったらかしになっていましたので)や、勉強をしながら落ち着いて過ごしております。

 

写真は近所を散歩中に見つけたオニゼンマイです。食べられるのかと思って張り切って持って帰ったら、母に「これは食べられないゼンマイです!!」とキッパリ言われてしまいました・・・